ここ半年強の間、レンタカーでトランポを使用していたので、簡単にQ&A形式でまとめを書いてみます。
トランポマスターな人向けではなく、「トランポのことをよく知らないけれどこれから考えてみたい」という人向けに、手掛かりとなる情報になれば、と思って書いたものです。
自分個人の所感なので、正しさは保証できませんw
■どんな種類の車両があるの?
レンタカーで用意されている車種としては大きく3種類。
まずは普通自動車か軽自動車か。
軽自動車であればバンタイプ(荷台が室内にある)、トラックタイプ(荷台が剥き出し)に分かれる。
※ 個人的には軽トラ以外がオススメ(不慣れなうちは安定した固定が難しい)
■費用はいくらくらい?
24h借りるとしてこんな感じかな。レンタカー屋によっても値段は変わります。
ニコニコレンタカーは安め。トヨタレンタカーとか大手は高め。下記は大手の価格帯。
- 軽トラック:5,000円~
- 軽バン:6,000円~
- バン:9,000円~(1台積用のタウンエース等)、11,000円~(2台積用のハイエース等)
乗用ではなく荷物積載用として設定されている車種の場合、後部座席はあらかじめ畳まれていたり外されていたりするようです。
■自分で用意しないといけないものは何?
大体こんな感じでしょうか。
- フロントホイールクランプ
- リアスタンド(メンテナンススタンド)
- ラダーレール
- 踏み台(ラダーレールをもう1本用意するのもアリ)
- タイダウンベルト(バイク1台あたり、2本~4本)
車体の積み方によっても使うものは変わります。
バイクのフロントタイヤをトランポの車体の角にしっかり当てて積載する場合は、ホイールクランプやリアスタンドは不要です(というか使えないと思います)。
軽トラや軽バンはこのパターンになるかと。
(サンバー等のように運転席と助手席の間でフロントを固定できる場合は、リアスタンドだけは使うのかも)
フロントはこんな感じで角に当てる。トランポによっては高さも要チェック
長さも要確認。ハイゼットカーゴ×CBR600RRの場合は斜めに積んでも後ろもギリギリ
一方、バイクをトランポ車内に当てず、タイヤの前後の固定を道具に頼る場合は、ホイールクランプやリアスタンドが必要。
ホイールクランプとリアスタンドで固定するとかなりしっかり固定できるので、タイダウンベルトはわりと適当でもOK。
(適当というとなんですが、それほどガッチリ縛らなくてもうまく固定できる)
フロントホイールクランプを前のシートに当てて固定する(写真はNGの例)
ハイエース×CBR600RR×デイトナ675。2台積載可能です。
個人的には、ホイールクランプとリアスタンドを使うパターンの方がガッチリ固定できて好みです。
フロントタイヤをトランポ車内の角に当てる方法は、サイドスタンドにも頼らざるを得ないので、不慣れなうちはガッチリ固定しにくい気がする。
■レンタルトランポのメリット(自走と比べて)
・行き帰りの疲労が軽減される(暑い日、寒い日、雨の日は特に)
・行き帰り途中で店等に寄りやすい
・積載できる荷物が増える
・タイヤウォーマーが使える(発電機とウォーマーを買う前提で)
■レンタルトランポのデメリット(自走と比べて)
・極端ではないが高コスト(我が家は2台積みなので若干軽減されますが)
・若干手軽感に欠ける(前日からレンタカー屋に行ってトランポ借りたり、使用後返しに行ったり)
・渋滞時の機動性に欠ける(推奨するわけではないですが、バイクのようにすり抜けはできないので)
・車種指定できないレンタカー屋の場合、当日割り当てられた車種によっては想定通り積載できない場合がある
メリデメ比較は、トランポをレンタルするか所有するかの観点もあるかと思いますがここでは割愛。
我が家では普段使いはコンパクトな車が良いのと、購入費用・駐車場等を含めた維持費用等を考えて、今はレンタルすることにしています。
他に気になることがありましたらコメント欄等でどうぞ。
分かる範囲でお答えしますです。