5回目の梨本塾です。
■ 出発まで
梨塾前の天気予報。うーん、かなりあやしい天気だ。。。雨の可能性が濃厚で気持ちも落ち気味。日曜日はMotoGPもSBKも生放送だから、家でじっくりTV観戦もいいかなー、なんて気持ちは守りモードに。
で、日曜日の朝。起きてみたらやっぱり弱いながらも雨が降ってる。。空を見ても一面どんよりしてるし、トミンも雨かなぁ…なんて思いつつも、とりあえず出発。行って後悔する方が行かないで後悔するよりいいですもんね。
■ フリー走行
トミンに着いたら雨こそ降っていないものの、かなり空は暗いし遠くで雷も鳴ってる。しかも気温も低くて結構寒い。この調子じゃかなり路面温度低いだろうなぁ。
塾長からも入念にタイヤを温めるように注意がある。自分は自走で来てるし絶対に転べないので、本当に慎重に走りだす。なんかそのまま慎重に走って、調子の出しきれないまま午前の1つ目は終わってしまった。
そういうわけで、今日はタイムには無関係に課題走行に取り組む方針に変更。課題は以下の2つ。
- 1速も使うようにする
- 最終コーナーのラインを工夫する
・課題 1
初参加時から今まで「走りに慣れるまでは」と、2速固定で走ってきました。トミンはシフトダウンのタイミングがピンポイントで難しいのと、1速のギクシャク感をなくすためです。ただ、前回K-RUN GPで400でさえも追い越しが難しいのを感じて、そろそろ1速も使わなきゃと思ったのです。塾長にシフトダウンのポイント(タイミング)を尋ねて教えてもらいました。
・課題 2
うまい人は最終コーナーの脱出の仕方がうまい。自分はインベタでだらだら走るから、パーシャルの区間が長すぎし、立ちあがりでまだ外を向いているから、いずれ危ない目に逢いそう。駐車場から見てると、Aクラスの人のラインもきれいだけど、塾長はやっぱり一番ラインがきれい。課題2についても塾長に尋ねてみて、ラインの取り方と重要性を教えてもらった。脱出時点で皆2本目の電信柱にバイクが向いてるけど、3本目の電信柱に向けるのが理想、と教えてもらった。これもメモメモ。
あ、そういえば1度だけですが、今回30秒半ばにしてはじめて膝が擦れました(^-^
■ タイムアタック
1速も使うのか、今まで通り2速固定かで迷う。結局、2速固定でタイムアタックに臨みました。ただ、これまでと違い、今までよりタイムアップした感覚はありませんでした。結果は、Bクラスの4位。実際にも、前回参加時とほぼ同じタイム(30秒784)でした。
■ K-RUN GP
セカンドローのポジション。隣はカラーリングが新しくなったK藤さん。スタートが速いのは知ってるので、抜かれないようにがんばってスタート。が、先行を許してしまう。しかも、はじめの方は自分のペースが上がらず、数周走るうちに少しずつ離されてしまう。
途中でペースを取り戻し、なんとかK藤さんに追いつく。
同じペースでは走れるものの、予選タイムもほぼ同じなので抜くのは難しい。何度かパッシングを試みるものの、コーナー進入で前に出るほどの技量はまだ残念ながらない。。。結局、4位でゴール。
■ 今回のまとめ
今回感じたことサマリー:
- 1速は重要
- 1速のスロットル全開怖い&エンブレ強い
- 明確にタイムアップするためには要因が必要
- ホームストレートエンドのブレーキングでイン側足を開けるようになった
- 膝擦れた
- オフセット不足
1. 1速を使うことは重要
加速力が全然違うのと、多少ハイスピードでもコーナーに入れるのでタイムアップにつながりそう。特にパッシングする際にストレートを1速全開で走れると違ってくると思う。
2. 1速のスロットル全開怖い&エンブレ強い
2速ではスロットルを文字通り全開にできていたけど、1速ではまだなかなかできない。何度かフロントが浮いてしまって怖かったり。。。全開にするには体勢やバンク角、結果ラインも関わってきそう。あとは、エンブレが強いので、2速のつもりで進入してそのままだとスピードが落ちすぎて、かなりインベタなラインになっちゃいますね。
3. 明確にタイムアップするためには説明できる要因が必要
今まで晴れの日としては、34秒半ば→32秒半ば→30秒半ばと、参加の度に2秒ずつタイム短縮できていた。34秒半ば→32秒半ばは、リアブレーキを使わないことと、スロットル全閉後ブレーキをかけるまで間を空けることで、しっかりブレーキをかけられるようになったことが一番の理由。
32秒半ば→30秒半ばは、3コーナー手前までと、4コーナー手前でもしっかりスロットルを開けることが一番の理由だと思う。塾参加時にこういう「宿題」として、大きなものを持ってこれるとしっかりタイムアップできるんじゃないかなぁと。
10月参加時の課題は、細かい課題の集まりと、即時タイムアップにはつながらないけど長い目で見たら会得すべきこと、だったので今回はタイムアップにつながらなかったのだと思います。
4. ホームストレートエンドのブレーキングでイン側足を開けるようになった
これは見た目の問題も大きいのですが、GPライダーのようにブレーキング時にイン側の足を開くのが好きです。ただ、自分が走る場合は、ブレーキング時のホールド性と、その後の抜重のしやすさのために、イン側の足は閉じて走っていました。
今回はただ、今回はフォームを改善することで、1コーナー手前に限っては開けるようになりました。このブレーキング時のフォームで一番好きなのは、中野真矢さんとロベルトロルフォ。後者はマニアック??
5. 膝擦れた
自分と同じようなタイムの人でも膝を擦ってる人は多いけど、自分のニースライダーはずっときれいなまま。。が、今回は一度だけでも初めて膝が擦れた。一瞬何のことか分からず、びっくりして反射的にバイクを起こしてしまいました(笑)
6. オフセット不足
後日写真を見ても思いますが、まだまだイン側に体重を落とし切れていません。腰をずらす量が少ないのと、イン側に「入れる」というより「落とす」感じが少ないのかな。ただ、どうしても前乗りにならないようにイン側に落とすのは難しく感じます。