20100919_トミン練習 (トミン26回目)

少しは涼しくなってきた(?)と思い、走ってきました。今回の楽しみは、いよいよ投入したスーパーコルサ(SC2)での走りです。その他、車検を機にチェーン等も新しくし、車体は細かい所が結構メンテされた状態となっています。


■ クラス分け

今回は午前の走行で、台数が30台超え(32台)だったので初のクラス分け走行となりました。平均タイムを伝えたところSクラス(速い方)を勧められたので、10時からの走行に合わせるよう、準備を進めます。タイヤやブレーキ等が新品状態なので、最初はゆっくり走りたいなーと思いつつも、Nクラスで走るのもちょっとつらいので仕方ないですね。


そういえば、今日は転倒が比較的多かったようです。幸い、Sクラスでは一切ありませんでしたが、Nクラスでは6回ほどの転倒/オーバーランがあったはず。最終コーナーで転倒したライダーにバイクが突っ込むシーンもあり、目の前で見ていた自分は肝を冷やしました。不幸中の幸い、突っ込んだ側のバイクがミニバイクだったため、ライダーは無事だったようで安心しました。あとは、最終コーナーのラインがワイドすぎて、最後の立ち上がりで無理矢理曲げようとしてのハイサイドも何度か。転倒していないシーンでも危ないなぉ…と思う場面が何度もありました。

■ スーパーコルサ

スーパーコルサはタイムを求めてというより、まず走行時の不安感を解消するための投入でしたが、そういった意味では大変正解でした。1コーナーと最終コーナーのブレーキリリース後のフロントの不安感、3コーナー立ち上がりのリアの接地感が全然違います。後者の方は開け方に気を付ければ抑えることができても、前者はスリップダウンの可能性がありそうで危なかったともいえます。もちろん、上手い方であればそのタイヤなりに走ることができるのでしょうけど、私のようなライダーは安全と安心感をお金で買うこともアリだと思います。転倒して怪我をしたり、周りを巻き込んでしまうことを思えば…。


1コーナーは同じような速度で入っていって、同じような乗り方をしても、確実にPower Pureよりも小さい半径で走れますね。きっと、グリップを信用できるので、安心してイン側に荷重をかけられるからでしょうね。最近オーバースピード気味に入ったときはイン側ゼブラにつけないことも多かったですが、今日はそんなことなかったので。

■ 今日の調子

とはいえ、いきなり好タイム連発か!?というと、全然そんなことはありません。3週間ぶりのバイクに加え、ブレーキパッド/フルード交換、チェーン交換、スプロケット交換、スロットルワイヤ/クラッチワイヤ調整、etc.を済ませた後だったので、バイクに慣れるまで相当時間がかかってしまいました。Sクラスで走っていたのに、最初の2本までは30秒そこそこで走っていたと思います。一緒に走っていた方、すみませんでした。。。


「と思います」というのは、最初の2本はLAP SHOTが上手く動かず、タイムが分からなかったのです。走りだした時点で計測開始し、5秒単位ほどで何ラップも計測されてしまいます。タイヤを替えたせいでしょうか?Pilot Power 2CT、Power Pureではそんなことなかったのに。
普段はカウル下部の前方、フロントタイヤに近いところに付けていたセンサーの位置がダメだったようです。路面からの距離が少し高くなってでも、若干フロントタイヤから離れた位置に付けることで解消されました。

■ 最終セッション

そして、まともに計測できるようになった3本目(最終セッション)。やっと計測できるようにはなったものの、まだ新品のブレーキパッドが馴染んでいないのか、30秒を若干切る程度。「なんかだらだら走っててイカンなぁ…」と思い、一旦ピットインし、残りの10分くらいとにかく集中して走ってみました。
# そうか、今日はここまで集中して走ってない( ̄▽ ̄;)


この最後の10分。最初の5分で今日考えてきた走り方を強く意識して試してみる。成功の精度は低いけどいい感じ。後半の5分。スロットルを開け気味で詰めた走りをしてみます。タイムを見ながら走ってはいませんが、段々よくなっていくのが分かります。最後、もう少し走りたい!というところでチェッカーフラッグ。


走行後タイムを確認したところ、最後の3周が、28秒90、28秒84、28秒64と段々縮まっていったのを考えると、やはりもう少し走っておきたかったところ。まあ、いずれにしても、自分のベストが5月梨塾のK-RUN GP中、○塚さんに引っ張ってもらって出た「28秒65」、単独だと「29秒14」がベストであることを考えると、自分にとっては良いタイムであったことに間違いはないようです。


■ 走行後

Power Pureに比べると、あまり荒れた溶け方はしないみたい。でも、このタイヤ、すぐにスリップサイン出そうで怖いなぁ…、サイフが(苦笑)




ちょっと涼しくなったとはいえ、まだまだ暑いです。立ち眩みがひどくて大変。そりゃあ、ミラーも逆に付けてしまうくらいですから(泣)

■ 走行メモ

・ 左ヘアピンに向けた加速を怠らないこと。このとき、正面でなくコーナー先を見ると恐怖感を軽減できるので減速しすぎるのを防げる。これは2コーナーも同じ。


・左ヘアピンに向けた加速時、「腰の載せ替えタイミング」、その後の「ブレーキタイミング」を適当にせず、意識しながら乗る。


・最終コーナー進入は変に外にふらない。白いシミにまっすぐ入り、Uの字ではなくレの字で曲がるイメージ。レの曲がるポイントでイン側ステップを踏みこんでタイミングをはかる。


・全ブレーキ時、減速Gを身体のどこで支えているか意識する。きちんと支えられていない場合、ブレーキを「手前に引く」方向に力が入れられないと考える。本意ではないけど、イン側の膝が一番支えやすい。



ディアブロスーパーコルサ SC2 走行時間計: トミン1.5時間+自走1往復+α