2011年を振り返ってみる


今年の最後の走行も終わったので2011年のまとめ。

まだサン耐IIのレポートは書いていませんが、そちらは公式レポートを楽しみにしていただくことにして、公式レポートがアップされていったら随時このブログも更新しようかと思います。

■ 走行回数

サーキット 回数
 トミン   30 回 (+2) 
 筑波2000    1 回 (+1) 
 茂原    1 回 (+1) 
    32 回 (+4) 


括弧内は前年比です。東日本大震災があって全く走らない期間もあったけど去年より4回多かった。しかも筑波や茂原を走れたのも大きな収穫でした。単純に365日を32回で割ると11.4。平均で11日に1回ほど走ったということですね。26秒前半以上のタイムを出しているあの方たちはきっともっと走っている( ̄▽ ̄;)

■ 2011年の目標と結果


今年の最初に掲げた目標を振り返ってみる。

[目標 1] 狙って27秒5 → 達成!

これはベストタイムじゃなくて、クリアが取れたらいつでも出せるタイム、ってことで目標にしたタイムです。今はウォームアップが終わってクリアが取れればほぼ確実に27秒3は出せるようになったので、結果としては達成! この目標を定めた2011年度はじめは28秒を切れてなかったので、かなり嬉しい結果です。

[目標 2] 無転倒 → 達成!

これはタイムとはまた違った意味で大変な目標でしたが無事達成! 去年は2度転倒しまったのでその反省で目標にしてました。去年のは転倒というか、スロットルを戻し切っていないことによるオーバーランだったのですが、塾長からアドバイスをいただいてグローブを換えたことが功を奏して安心して走れるようになりました。ギア抜けなどによるコースアウトもゼロだったはず。

[目標 3] 膝すり → 達成!

これはかろうじて最近達成f(^_^; みんな膝は当たり前のように擦ってましたけど、自分はずーーーっと擦れなかった(汗) 実際、3ヶ月ほど前までは一日に数回かする程度。それがタンクエンドを付けてから擦れるようになったんです。これは意外な効果でしたが確実に効いてます。

■ タイム推移


走り始めの2009年からのタイム推移はこんな感じ(月毎のベストタイムをプロットしています)。ちなみに、2009年はフリー走行を走らず、月イチの梨塾だけの走行です。



去年までのタイムの印象は今年初めの記事に譲るとしてここでは省略。2011年は毎月ベスト更新というわけにはいってませんが、ベストを更新できない月でもベストとの開きは0.1〜0.2秒の話なので、アマチュアライダーの走行、かつ、月の走行回数を考えると誤差レベルの話かもしれません。全体的には時間(月)とともに月毎のベストタイムは上がっていってます。

ベストタイム[秒]
 1月   27.86 
 2月   27.68 
 3月   27.65 
 4月   27.39 
 5月   27.51 
 6月   27.64 
 7月   27.34 
 8月   27.26 
 9月   27.42 
 10月   26.94 
 11月   26.80 
 12月   26.79 


年の開始と終了で見れば、28秒12だった2010年のベストを28秒00で更新するところから今年の初走行が始まって、年末には26秒79までを記録。ということで伸び幅は1.33秒でした。もしサーキット走行なんてしてなかったら「1.33秒」の重みなんて感じなかったでしょうけど、この1.33秒はとても貴重な1.33秒。


 → 
「今年の1月1日時点のベスト」→「今年の12月31日時点のベスト」


順を追って書くと、まず1月8日に出した28秒00を1月9日に27秒99で塗り替えたのが嬉しかった。27秒台突入ですからね〜。LAP SHOTで今まで「8」までしか見えてなかった箇所が「7」になったときは「よっしゃーーー!!!」って気分でした。



 よっしゃー! 27秒台達成!


LAP SHOTのその箇所がついに「6」になったのが10月の梨塾。それまでベストだった27秒15を0.21秒更新しての26秒台突入。これはやっぱり何ともいえない気持ちでした。このときは28秒切り達成時のテンションとは違って、「ふぅ…、ついにやったぜ…」って感じ。今でこそアマチュアライダーでも25秒台を出す人が出てくるくらいですが、以前は26秒台っていうのはとんでもない領域であって、憧れのタイムだったわけです。その憧れは自分の中ではやっぱり変わってなくて、それを手に入れたというのは表現できないくらい達成感があった。あれから2ヶ月経ったけど、今でもやっぱり嬉しい。それくらいの出来事なわけです。



 ついに…、ついに26秒台…(泣)


ただ、憧れの26秒台を手に入れたことである意味満足してしまって、26秒台達成直後は以前のようなタイム更新欲が正直薄くなってた。それでも今気付けばやっぱり以前と変わらず、さらに上を目指して走ってます。同じ自走のAをねらえさんもどんどんタイムを更新していて自分も着いていきたいし、2011年の塾の常連上位2人と張り合えるようになりたい!

■ 車体的なこと

  • タンクエンド
    • とある方に借りて使ってみたところ調子が良かったので自分で後日購入。もちろん後ろに座れるようになって、ブレーキングでもリアを押さえやすくなったし、曲がり方もよくなった。ただ、直観的には「軽くバンクできるようになった」「膝を擦りやすくなった」「ハングオフのフォームで身体を支えやすくなった」というのも意外な効果として大きいです。
    • これは体重や体格も影響すると思うんですけど、自分の場合は前に座ってると、バイクを左右に動かすのに力が多く必要な状態なんだと思います。それが多少後ろに移動することで、やっと「丁度良い」位置になって、バイクを左右に動かしやすいポジションになりました。タンクエンドを付けてなくてもタンクから間を開けて座ることはできますが、それだと前に行かないように力を入れてしまい、左右に脱力するのが難しくなってました。
    • それと、タンクエンドの形が変わる(滑らかなカーブ→直角)ので、太腿がタンクエンドに接する面積や角度が変わり、アウト側の足でがっちりホールドできるようになった。
  • スプロケ、チェーン
    • 26秒台に入ったのはこのチューンを行ったほぼ直後でした。スプロケはファイナルの比をショートになるようにして、チェーンは525(逆車)を520にコンバートしています。ファイナルがショートになるとメリットばかりではないですが、そうなることによって最終コーナー進入のブレーキングでリアがロックしたときに半クラでバックトルクを逃がすことを覚えざるを得なかったとか、良い経験が積めるようになった。
  • ブレーキキャリパー
    • のりぞうさんとgaiさんに教えていただき、自分でもブレーキキャリパーのピストンの揉み出しができるようになりました。これによってブレーキリリース時のパッドの離れ(ピストンの戻り)が良くなったのも走りに違いが出ていると思います。自分がライディングテクニックに興味を持ったのは、ブレーキリリースでバンクをコントロールできるという事実を知ったことだったので、この効果は大きかったです。
  • タイヤ
    • 去年の9月から使っているピレリのスーパーコルサを今年も引き続き使用。自分としては申し分なく良いタイヤだと思います。自分はフロントSC1、リアSC2ですが、このグリップレベルのタイヤとしてはライフも長く良い感じ。秋になってからはメーカ欠品が続き、代替策としてメッツラーのレーステックを使用。フィーリングは多少違いますが、人から聞く分には他のメーカよりはピレリに近いんじゃないかと思います。これまたライフが長くタイムも悪くないので、今は代替ではなく本命としてレーステックを履いています。でもそのうち、今の自分のスキルで履いてみたらどうなんだろう?って気になって、スーパーコルサ履いちゃうんだろうなー(笑)

■ 2012年の目標


これはやっぱり来年言うことにしましょうかねf(^_^;

今年も皆さん、本当にお世話になりました。これは社交辞令ではなく、これだけバイクが楽しいのは&ここまで上達したのは本当に皆さんのおかげです。来年もよろしくお願いします!! また来年も楽しみましょう♪