[7/4追記] 後半のK-RUN GP分を追記しました!
6月としてはこれ以上ないくらいの気候。梅雨の中の開催でしたが雨もなく、かといって暑さもなく、非常に快適に過ごせた一日でした。自分としても交換したばかりのスプロケット(これまでからリア1丁下げ。ノーマルからはフロント1丁下げ、リア1丁下げ状態)を早く試したくてしょうがなかったです。
気になることといえば、3週間近くサーキットは走ってないのですが、前も3週間走らなくてもベストの0.01秒落ちが出せたのできっと大丈夫!(と思うことにする。笑)
そして今回はいよいよゼッケン#1! これで、その月の一番大きい数字から一番小さい数字まで経験しましたf(^_^;
■ フリー走行
この季節になると、当たり前だけどタイヤのウォームアップ時間が少なくて済むのは本当にありがたい。タイヤウォーマーを使わない自走にとっては特に。最初から気持ちよく走れます。
ロングになったファイナルですが、この9ヶ月ほど、よりショート気味のエンブレ具合になれていて、今回はブレーキリリース後に思った以上にスルスルっと前に出て行ってしまう動きに最初は着いていけませんでした。なんというか、バイクに対して身体が追いていかれる感じ。特に左ヘアピンと最終コーナーで顕著に感じられます。
その動きに徐々に慣れてくると、バイクの動きが穏やかに感じられて、走りが疲れにくいことが分かってきた。身体的に楽というのもありますが、最遅ポイントでの神経の使い具合が楽なのです。これは上手く言葉に表しにくいのですが、同じくらいショートで走ったことがある人になら共感してもらえるはず(^^;
もちろん、単純に楽してるだけならタイムは出ないですが、ロングになったことの良さを意識してスムーズに走るようにすると、午前1本目で26秒28が出ました。ロングにしてすぐに、しかも3週間ぶりなのにこれだけすぐにタイムが出ると思ってなくてかなりビックリ!
2本目はちょっと気張りすぎてしまい、タイムは26秒21。いや、1本目のタイムより上がっているし十分良いタイムなんですが、午前は比較的余裕のある状態で26秒28だったのに、もっと頑張っても26秒21で0.07秒しか変わらないというところが…。あとで考えると、これは「これまでのショートのファイルの時の頑張り方」で頑張ってたからだと思います。ロングになった良さを活かせず、これまでのバイクでの走りをバイクに押しつけてしまったせいかと思います。反省…。
それにしても、3週間ぶりでも大丈夫というジンクスは今回も当てはまりました(笑) しかも、恐ろしいことに前回の3週間ぶり走行ではそれまでの自己ベストの0.01秒落ちでしたが、今回も3週間前のぴったり0.01秒落ちです( ̄▽ ̄;)
■ タイムアタック
さて、弁当も食べて昼休憩の後はタイムアタック。今回も一斉に10台走るので、一番の注意点はクリアラップをいかに取るか、です。あとは昼休みの間に何に気を付けて走るかを考える。もちろん色々気をつけるべきポイントはあるんですが、「絶対これは落とさない」という点を3点くらい頭に置いて走ります(それ以上多くなると実行しきれない)。
完全クリアがきちんと取れたのは3、4周くらいだったかと思います。クリアが取れた周を無駄にしないよう、これらの周はそれなりに気持ち良くは走れたのですが、「まだもっと行けたよなぁ…」という後悔がちょっと残る周になってしまいました。
LAP SHOTでは26秒3が2つほど、その次は26秒4。自己ベストは26秒20なので決して悪いタイムではないのですが、今回のバイクはまだ行ける感触があるのです。そういう意味で不完全燃焼。
で、公式結果発表。
26秒250で見事ポールポジション! 後日公式サイトで結果を見たところ、自分のセカンドベストも26秒250で全く同一タイムだったようです。先月の26秒234というタイムには及びませんでしたが、先月は26.2秒台がこれ一つだけで、26.3秒台は全く出ていないことを考えると、タイムの底上げには成功していそうです♪
■ K-RUN GP
4月以来、2度目のポールポジション。先月とは対照的にアウト側からのスタートです。
フラッグが振られてスタート。クラッチをつなぐのが早すぎた( ̄▽ ̄;)
加速しない…、先に行かれそう…。
でもスタート直後のアウト側の優位性を活かして前に出ようと…
やっぱり先に行かれてしまった!
でもここで離されなければ何とかなる。先月の教訓を活かしてきっちり着いていくことに。
序盤、1コーナーから帝王進入まではかなりピッタリ着いて行けるけど、帝王進入のラインは社長さんと一緒なので真後ろに着くと完全に不利でしかない。
ということで、ちょっとアウトから入って帝王を行き過ぎてから、左ヘアピンの入口で並ぶ作戦。ただ、抜くまでは至らず厳しい周が続く。
今度は最終コーナーをきっちり立ち上がって、どれくらいの差になるのかの確認。
んー、やっぱりそんなに甘くはない…。
でも、抜けそうなポイントが全然見つからないけど、こうやって接戦をするのがとっても楽しい!!
これほどバイクを安心して近づけて走れるのは相手が社長さんだから。いくら速くても普段知らない人とはこんな走りできません><
そうやって接近戦を楽しんでいるとあっという間に残り周回が少なくなってしまった。
ところが、エイトさんにブルーフラッグが振られて、ホームストレートでパッシングするときに、社長さんにアウトから並ぶことができた!
が、やっぱり抜けない〜〜
それでも最後のストレートでのパッシングに懸けて追う。
そのまま2位でゴール。
今回の敗因はスタートで失敗したことと、パッシングポイントを冷静に探せなかったこと。できるだけ近づいてあわよくば抜く、ということじゃなく、一旦距離をとってもっと良く見ないとダメでしたね。
普段のフリー走行だとやってること、そして他の人の走りを見てると言えることも、バトルをしてるとできなくなってしまいますね。走行後に塾長に言われて「なるほど、確かにそうだ」と素直に思いました( ̄▽ ̄;)
また来月の楽しみができた!
そういえば、今日一日106周走っても、思ったほどタイヤが減らなかった(特にリア)。ファイナルが変わったことも影響してるのかな。加速が緩やかになってタイヤの負担が減ったというのではなく、ロングになったことで走り方が変わったから??
写真:梨本塾:http://kei74moto.client.jp/
(走行写真は梨本塾オフィシャルの写真を使用させていただいています)
○タイヤ使用状況:
F:DIABLO SUPERCORSA SC1 243 LAPs (1.8時間)
R:RACETEC K1 349 LAPs (2.6時間)
○サスメモ:
FIN: S→7.0 / FTEN: H→1.0 / FCOMP: H→1.0
RIN: S→6.0 / RTEN: H→1.5 / RCOMP: H→8.0