再びレーシック受けました

レーシックの再手術を受けました。
結論からいうと、再手術を受けて良かったと思っていますし、経過は順調です。

前回の記事同様、Q&A形式で書いておきます。

■ なぜ再手術したの?

再手術した理由は、初回手術の後、視力が少し下がってきてしまったためです。
目の病気にかかったとかそういうことではありません。
なお、手術直前の視力は0.6〜0.7くらいでした(といっても、元の裸眼視力は0.03なので、それに比べたら大分マシですが)。

■ そもそも手術後は視力は落ちるものなの?

周りにレーシックを受けた人は数多くいますが、再手術をしたという人は1人だけしか知りません。
全員に現在の視力を聞いたわけではないですが、皆さん最低でも0.9くらいは維持しているようです。
よって、私のケースだけを聞くとネガティブな印象を持ちそうですが、統計的にはむしろ一度の手術で視力を回復できているみたい。

自分の場合、定期健診のタイミングでいうと、手術の翌日検診で左1.2/右1.2、一週間後検診で左1.0/右1.2、3ヵ月後検診で左0.7/右0.8(これは記憶が曖昧)くらいだったと思います。

■ 再手術以外に回復の方法はないの?

私の場合、3ヵ月後検診で視力が下がっていることが分かったので、点眼治療を開始することになりました。
治療といっても、2種類の目薬を点眼しているだけですが、効果はありました。
点眼治療を開始してから1ヵ月後、左0.7/右1.0まで回復し、さらにその2ヵ月後は左1.0/右1.2まで回復しました。

ただし、その後点眼を続けても視力は維持できず、0.8〜0.9くらいになり、ちょっと遠くのものが見えにくい状態になりました。
再手術をすれば回復する可能性は大いにありましたが、できれば点眼治療で治るなら、という思いがあり、点眼治療を10ヵ月ほど続けました。

■ 点眼治療から再手術に踏み切った動機は?

今年の4月の後半からプロジェクトが変わり、会議で後ろの方の席に座るとプロジェクタで移した文字等が見にくく、仕事に支障が出るように感じたためです。
7月前半あたりでは、4月後半時点と比べても視力が下がっているように感じたので、7月半ばの診断で点眼治療ではなく再手術をお願いしたいことを申し出ました。

■ 再手術にあたって特別なことはあるの?

初回の手術と特に変わったことはありません。
それまで続けていた点眼治療の効果が干渉しないよう、再手術は点眼治療を中止してから最低1ヵ月は空ける必要があります。
なお、点眼治療をやめてからは目薬の効果がなくなるため、0.6〜0.7くらいまで視力は落ちて(戻って)しまいました。

■ 再手術費用はかかるの?

保証期間内なら2度目の手術費用はかかりません。
保証期間は(初回の)手術のコースによって異なり、私の場合は15年です。
ちなみに、点眼治療のための診察や目薬代も初回手術の際に払った金額に含まれるため、私は最初に支払った27万円以外は一切払っていません。
金額や手術のコースについての詳細は前回の記事の通りです。

■ 今の視力はどうなの?

手術の翌日検診で左1.0/右1.2、一週間後検診で左1.2/右1.2です。
実は初回手術時は、手術の後の一週間で若干見えにくくなった印象がありましたが、今回はありませんでした。
今は再手術後1ヵ月ほど経ちましたが、両目とも1.0くらいはあるのではないかと思います(1ヵ月検診がないので定量的には不明ですが、少なくとも点眼治療してた時には見えなかった文字も見える)。

■ なぜ初回は視力が落ちてしまったの?

思い当たることはあります。手術の後の目の使い方です(特に手術後最初の一週間)。
私は仕事柄PCを使う時間が長いです(プログラミングをしているわけではないですが)。
ディスプレイの光が目に与える影響もありますし、近いものに長い時間焦点を合わせ続ける影響もあると思います。
あとは節電対策等で暗い中で仕事をする機会もあったので、そのせいで目が疲れやすくなったという影響もあるかもしれません。

そういった意味で、「レーシックの手術の影響で視力が下がった」のではなく、ただ単純に、良い視力の目で、視力が落ちそうな目の使い方をしてたから視力が落ちた、ということではないかと思っています。

■ 今回は何か対策した?

再々手術なんてことにならないよう、今回は目が疲れないよう気を付けました。
手術後一週間は、仕事以外ではPCやスマートフォンを使う時間を極力減らしました。
仕事でもできるだけこまめに焦点を遠くに移すようにしています。

また、初回手術時は、一番最初の点眼タイミングが若干遅かったかも、という後悔があります。
「ちょっと乾いてきたような気もするけど、もうすぐ家に着くからそのタイミングで…」というのが良くなったのかも、と。
そういうわけで、今回は初回時もその後も、処方される目薬(炎症を抑えるもの等)はきっちり時間を守って点眼。

それと、PCのブルーライトを軽減させるメガネを使っています(職場でも家でも)。
これは紫外線の波長の光も抑えてくれるので、通勤中や外出時にも着用し、できるだけ目の負担を抑えるようにしました。

写真の手前がPC用に買ったメガネ、奥のが手術後に配布される保護用メガネです。
保護用メガネは埃等からの物理的な保護だけではなく紫外線も防げます。
ただ、普段用にかけるのは恥ずかしいので通勤中はPC用のメガネの方をかけてます。


こんな風に再手術をする人はかなりレアだと思いますが、参考までに書いてみました。
レアだということは、普通はレーシックを受けて視力が極端に下がることはないという裏付けだと思います。
なお、定量的なことを一つあげてみると、レーシックが始まって以来、手術起因での失明は0件だそうです。