2021年を振り返ってみる

毎年恒例の年間振り返りをしてみます。
昨年もサーキットはトミンしか走っていないので、「サーキット走行記録 = トミン走行記録」です。

 

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タイム

ベストは11月梨本塾時の26秒21
タイムアタックGPで出したシーズンベストを同月のレギュラー梨本塾で更新することになりました。
タイムは過去2年のように26.1秒台とはいかなかったものの、近いタイムを達成。

2021年で特筆すべきなのは「年間通してのアベレージタイムの良さ」でした。
路面温度が12~13℃しかないような冬季でも極端にタイムが落ちることなく、毎月26秒5以下のタイムを記録することができました。

これはライディングの技術によるところだけではなく、真冬に消耗しすぎたタイヤの使用を避ける等、タイヤの管理によるところも貢献していると思っています。

 

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走行回数

年間走行回数は18回。昨年比でプラス1回です。
これまでの最低回数ほぼタイ記録。
(内訳:梨本塾(毎月定例の) 12回 + 梨本塾勉強会 1回 + 梨本塾タイムアタックGP 1回 + フリー走行4回)

 

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梨本塾リザルト

過去2年に引き続き、比較的良い戦績を記録できた1年。
予選1位が2回、決勝1位が3回。
年間ランキングは昨年同様の2位。
チャンピオンはやはり速く・強く、数値以上の差を感じます。

それでも自身としては安定したタイム・成績を残すことができ、毎月楽しく参加できています。

 

月別ベストタイム K-RUN予選記録(公式) K-RUN予選順位 K-RUN決勝順位
1月 26秒46 27秒266 4位 4位
2月 26秒44 26秒500 2位 1位(タイムアタック)
3月 26秒45 26秒421 1位 1位(タイムアタック)
4月 26秒32 26秒360 2位 2位
5月 26秒38 26秒656 3位 3位 
6月 26秒51 26秒656 3位 3位(タイムアタック)
7月 26秒47 26秒421 3位 2位(タイムアタック)
8月 26秒45 26秒453 2位 2位(タイムアタック)
9月 26秒33 26秒843 3位 2位(K-RUN中止)
10月 26秒42 26秒937 5位 5位
11月 26秒21 26秒266 1位 2位
12月 26秒48 26秒484 2位 1位

 

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総括

練習回数が少なかった2020年の反省を踏まえ、2021年はきっちり練習しようと思っていたのですが、結果的には走行回数はほぼ前年同様となってしまいました。
それでも安定したタイムを記録できたのは下記のような理由があると考えています。

  • 【体力】ジョギングにより、身体の持久力・瞬発力が付いたこと
  • 【走行判断】悪いコンディションで無理に走らないこと(変な癖がつかないようにする)
  • 【タイヤ管理】低路温のときに消耗度の大きいタイヤを使わないこと
  • 【復習】上手く走れる状況/走れない状況をきちんと分析すること
  • 【予習】走行前(特に前日・当日)にどう走るかを予習しておくこと


タイムもバラつきが少なくなったのはここ3年ほど使っているタイヤウォーマーのおかげもあります。
タイヤウォーマーがなくてもタイムは出せるものの、今の自分はタイヤが冷えていて慎重に走っている状態から、タイヤが温まった後のよく身体を動かす状態への切り替えがうまくできないため、そして、タイヤを温めるまでの時間短縮のためにタイヤウォーマーを使っています。

これを読んでいただいた自走の方向けに補足しておくと、タイヤウォーマーがなくてもタイムが出せないわけではありません。
タイヤを温めるまでに時間こそかかりますが、タイヤウォーマー勢と遜色ないタイムが出せることは最近の梨本塾ではIさんが実証済みです。
(自分も2013年11~12月で25秒台を達成しています)

 

タイムはベストこそ前年(2020年)に劣るものの、前年は一発タイム感の強いものであり、実力的には前年を上回ることができました。
年間通しての安定性は自分の最盛期(2011~2013年頃)以上です。
30歳前後の時に比べて身体が動かない分、頭と道具を使うようになったおかげです。

2022年は安定性は継続しつつ、今の自分の走りを打破するような課題を見つけて取り組むこと、バイクの状態(足回り等)をよりよくした状態で走ることに注意を払って走りたいと思います。
今年も皆さんよろしくお願いします!

 

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【参考】過去のまとめ記事

 ※ 2014年~2016年の振り返り記事はありません

 

写真提供:梨本塾 http://kei74moto.client.jp/
カメラ: 梨本塾オフィシャル & 影兄

 

梨本塾12月 (梨本塾139回目/トミン298回目)

「今年一番の冷え込みです」と天気予報で言われるくらいの寒さで梨塾当日を迎えました。
朝自宅を出発するとき、外気温はマイナス4℃…

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トミンに到着してコース上の路面温度を測ってみたところこんな感じ。
どうやら朝イチ時点では一周にわたってほぼマイナスだったようです。

 

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あまりにも路面温度が低いため、フリー走行は30分遅れの10時開始となりました。

 

フリー走行

ただ、10時になっても路面温度は5℃程度(ピットでの計測)しかないため、恐る恐る走らざるを得ません。
1本目は30秒程度のペースで走行。
フロントイニシャルを最弱から8回転ほどまで緩めて走行したところ、1コーナー進入時のブレーキングでフロントがガタガタしてしまいます。
底づきではないような気はするものの、フロントイニシャルを2回転強めると解消するので緩め過ぎだったのだと思われます。

2本目はピット路面上計測で10℃程度。
フロントイニシャルを最弱から10回転まで戻して少しペースを上げ、28秒5くらい。
まだ路面は上がるだろうと思うので無理してペースを上げすぎないようにしました。

3本目は同じ場所で13℃程度。
ようやく27秒フラット。思ったほど路面温度が上がりません…

 

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タイムアタック

ようやく路面温度が上がってきて…という想定だったのですが、同じ場所で計測したところ12℃程度しかありません。
自分としては、「ベストは35℃くらい、タイムを出すなら23℃以上、最低でも18℃」という感覚なのでこれは低すぎるように感じます。

ナチュラルに走ってしまうと抑制しすぎる気がしたので、前のSさんを追って走ることにします。
そうやって走っていると意外と路面の感触が悪くないことが分かり、Aクラス2位となる26秒48を記録することができました。

12月にこんなタイムで走れたのは自分としては異例のことで、超絶上り調子だった2013年以来のことです。
(それにしても、当時は真冬の自走で12月に26秒1とか、今では考えられないタイム(笑))

 


K-RUN-GP

スタートは予選1位のSさんとほぼ同等かSさんの方が前に出ている状態で1コーナーに進入。
イン側の優位性を活かしてかろうじて帝王コーナーを1位で進入。

よかったのはここまでで、その後は全然ダメダメな走りになってしまいました。
序盤の2周の間にシフトミス、コーナリング中のステップ踏み外し等を多発し、走りのリズムを崩してしまうことに…。

前を追うチャレンジャーの立場であればそれほど気にしませんが、今の1位のポジションを守りたいが故に、走りも守りに入ってしまい、「やりすごす」だけの全15周になってしまったように思います。

納得の走りからはほど遠いですが、なんとか1位をキープして完走することができました。

 

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一方、今回は同じCBR600RRを共有して走った妻の方は、CBRでは初となるトミン走行でしたが、それにしては良い走りをしていたように思います。
セットはリアのイニシャルを自分より5回転戻すだけで他は全く同一の状態です。
K-RUN-GP中に29秒2まで出ていたようです。

 


 

公式レポート

 

写真提供:梨本塾 http://kei74moto.client.jp/
カメラ: 梨本塾オフィシャル & 影兄

 

 

天候:晴れ(快晴)
気温:-3〜9℃(風なし)
路温:5~13℃
ベストラップ:26.48
リザルト:【予選】Aクラス2位 (26.484) 【決勝】Aクラス1位【年間】2位 (先月比 ±0)
周回数:128周(夫婦二人分)
Fタイヤ:V3 SC1 (344周) / トミン4回 (正履き:4回、逆履き:0回)
Rタイヤ:V3 SC1 (344周) / トミン4回 (正履き:4回、逆履き:0回)
サスセット:FIN S→10、FTEN H→1.5、FCOMP H→2、RIN S→10(ベストラップ時)
メンテ: -(次回走行までに要タイヤリバース)

梨本塾11月 (梨本塾138回目/トミン297回目)

前回のタイムアタックGPでシーズンベストを更新し、かつ、気候的にもかなり冬に近づいてきた感があります。
今年はもうタイムを出し終えてしまった感がありますが、11月の梨本塾に行ってきました。

 

朝8時頃にトミンに到着した時点で気温は約5℃。
すっかり寒くなってしまいました。
日差しはあるものの、昼すぎの最高気温も14℃くらいまでしか上がらないようなので、路面温度もあまり期待できません。

 

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フリー走行

フリー走行1本目はかなり慎重に走って、ベストでも28秒台。
ピットでの路面温度も14℃くらいであり、帝王進入付近だともっと低いと思われます。
そして、気のせいかもしれませんが、いつも1本目はタンクやステップが滑る気がします…。

2本目はようやく気温・路温も上がり始めて26秒9。
身体の感触は悪くないものの、コンディションを考えると26秒4が出たら万々歳、現実的には26秒6が出たらまあ納得かなぁ、という印象です。

3本目になってようやく安心して走れるコンディションになり、ベストは26秒6。
それほど無理はしていませんが、意外と現実的な今日の目標タイムに到達して少しビックリ。

 

 

タイムアタック

ゼッケン1のSさんに(勝手に)引っ張ってもらう形で走行。
前方のライダーに追いついてしまってピットインするときもSさんと同じタイミングで。

「身体を意識的に前後左右に動かす」、「ブレーキで止めすぎない(早めにリリース)」、そして何より「加速区間とスロットル開度を大きく取る」ことを意識して、ベストは26秒26
前回のタイムアタックでいわば無理やり出した一発タイム(26秒28)と同等のタイムが出ました。
今回は何周か26.2秒台があったのでマグレのタイムではありません。
路面も21℃程度しかなく、低路面温度が苦手な自分としては驚きです。

3月以来のポールポジションにもなり、大満足の結果。

それにしても、自走のKさんのタイムの上がり具合が最近スゴすぎます…。

 

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K-RUN-GP

久々のポールポジションからのK-RUN-GP。
3月はK-RUN-GPは実施されなかったので、ポールからのK-RUN-GPとなると2018年9月まで遡るようで、もう3年も前のことらしいです。
自分でも調べてみてビックリ。

スタートは反応の瞬間自体はそれほど悪くなかったように思いますが、クラッチミートからの加速でSさんの腕に負けてしまい、1コーナーは2位で進入。

その後はSさんに離されずに着いていくことができ、むしろもっと早く走れそうな感触でした。
(といっても、追う立場の方が有利なので、実際に単独でペースを上げられるかは分かりません)

 

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今日のタイムアタックでの感触がよかったので、それを上回るタイムを出したいと思い、周によって緩急のペースを付けながら走行し26秒21のベストタイムを達成。
本日のベストとシーズンベストをまた更新することができました。

何より直前に誰かがいる形で終始走行できたのは非常に楽しかったです♪

 

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  周回数   タイム
1 29.41
2 26.36
3 26.53
4 26.73
5 26.79
6 26.61
7 26.61
8 26.82
9 26.21
10 26.89
11 26.34
12 26.70
13 26.78
14 26.30
15 27.01

 (2周目〜最終周平均:26秒62

 

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K-RUN-GP動画(非公式)

(1) ピットから撮影したバージョン:


(2) いつもの車載バージョン:

 

(3) (1)と(2)を合成したバージョン:

 

メモ(自分向け)

・1コーナーは速いままでも曲がれる気はするもののバンク角が深くなりすぎる気がしてブレーキを離せない(もっとスピードを落とさないとと考えてしまう)

・帝王進入のシフトダウンのタイミングの早さはやはり課題(その前の組み立て方から見直そう)

・動画を見るとブレーキ時にバイクを立てすぎ(あるいは速度を落としすぎ)に見える

・なんだかんだいってスロットルを長く大きく開ければタイムが出る

・タンクを押さえて勝手に小回りさせる感じ。このとき腰でイン側にしっかり乗るイメージ

・最終立ち上がりはムダにスロットル開けてもタイムが変わらないどころか落ちる。しっかり食いつかせないと。

・スタートはダメだった。もっと自分や他人の動画を見てイメージトレーニングの回数を重ねないと。

 

公式レポート

 

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当日15時過ぎのコース状態。15時半には最終コーナー全体が影に隠れてしまうことに…

 

写真提供:梨本塾 http://kei74moto.client.jp/ カメラ: 梨本塾オフィシャル & 影兄

写真提供:グッサン55 さん

 

天候:晴れ(快晴)
気温:9〜14℃(風なし)
路温:14~21℃
ベストラップ:26.21(シーズンベスト更新)
リザルト:【予選】Aクラス1位 (26.266) 【決勝】Aクラス2位【年間】2位 (先月比 ±0)
周回数:86周
Fタイヤ:V3 SC1 (216周) / トミン3回 (正履き:3回、逆履き:0回)
Rタイヤ:V3 SC1 (216周) / トミン3回 (正履き:3回、逆履き:0回)
サスセット:FIN S→12、FTEN H→1.5、FCOMP H→2、RIN S→13(ベストラップ時)
メンテ: - 

梨本塾タイムアタックGP (トミン296回目)

今年もやってきました。年に一度のタイムアタックGPです。

過去2年はタイムアタックGPでシーズンベストを出しているので、今年もこのイベントに照準を合わせて準備してきました。

 

 

この時季は気温が下がってエンジンパワーが出たりライダーの疲労が少ないのは良いものの、路面温度が上がらずにタイヤのグリップ力が得られにくいので苦手です。
自分の場合は路面温度は35℃近辺が走りやすく安定してタイムが出て、22℃あたりを下回ると途端にタイムが出にくくなる傾向があります。

ただし、この日の天候はこれ以上ないくらいのコンディション。
きちんと日光があり風も弱いので、朝走行開始時点で21℃くらいまで路面温度がが上がっていました。

 

一方、走る側のライダー・バイクとしては懸念事項あり…
直近2回の走行は良い感触で走れず、実際にタイムも出ていません。
今年はこれまで26秒台前半(26秒5より速いタイム)で走れていたものの、直近2回はアベレージが27秒台、ベストも26秒8〜9が精一杯(一発タイム)。

 

 

ただ、消耗が進んだ(といっても通常交換サイクルにはまだ早い)タイヤと低路面温度の組み合わせにうまく順応できないことが原因と想定していたので、タイヤはタイムアタックGP直前に新品に交換しておきました。

 

フリー走行1(午前1本目)

路面温度21℃。20周走行。

NEWタイヤなのにこのセッションでのベストは27.78…
目一杯の走りではないものの、あまりにも乗れていない感覚です。

タイム狙いではなく課題走行なのでタイムが出ないのは分かりますが、あまりにもギクシャクした走りで、課題走行にもなりません。

「ここ最近の不調はタイヤを新しくすれば解消するはずだ」のアテが外れてしまいました。
これはピンチ…

 

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フリー走行2(午前2本目)

路面温度25℃。26周走行。

サスのプリロードや減衰を抜いたところから始めてみようと思って朝サスを抜いておいたのですが、それが良くなかったのかも…
と思って、このセッションの途中で比較的最近のセットに戻してみました。

タイムが出るセットかどうかは別にして、戻した後の方が走りやすく、27.20までタイムを上げることができました。

ただ、今回目指しているタイムからはほど遠く、どうしたものかと悩んでしまいます。。

 

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フリー走行3(午前3本目)

午前最後のセッションです。

無理矢理にでもタイムを出しにいって26秒95。

昨年のタイムアタックでは午前最後のセッションで、コースイン3周目で26秒台、ベストは26秒4だったので、今年とは対照的な結果です。

調子が悪かったのはタイヤのせい(だけ)ではなかったのかと、かなり落ち込んでしまいました。

塾長との話の中でビックリするほどタイムが出ないことを伝えると、足回りなど、車体も一度メンテをした方が良さそう、とコメントをいただきました。
まさにその通りでございます…
今日Fフォークを押した感じだと、同じセットでも押す時の手応えと戻りスピードが記憶と異なるので、ダンパー特性も変わってしまっているのかもしれません。
冬の間にFフォークのOHなど、メンテナンスに出すことにします。

 

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タイムアタック1(午後1本目)

モヤモヤした気持ちのまま午前が終了してしまいました。
午後のタイムアタック枠はゼッケン1のGSX-R1000 Kさんの後ろに着いてコースインし、ウォームアップラップは(勝手に)Kさんに引っ張ってもらう形で周回しました。

この時点ではまだ27秒台ですが、なんとなくリズムを掴めたような気がします。
一度ピットインして今度は単独で走ってみると、26秒70が出ました。

走りの感覚を思い出すことができ、徐々にペースアップして、最終的には26秒46までタイムアップ。

今日午前はタイムが出ないこと自体にも落ち込んでいましたが、また不調の期間に陥ってしまったのかと中長期的な意味でも不安になっていました。
そうではないと分かって本当に安心しました。

おそらく、自分が安心できない状態で走った直近2回の走りが身体に染み付いてしまって、悪い意味でそれに慣れてしまったのだと思われます。

 

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タイムアタック2(午後2本目)

路面温度を考えるとタイムを出すにはこのセッションがベストで、あとは温度は下がる一方。
昨年も午後の後の方のセッションではタイムが出なくなっていました。

そう考えて走るも、感覚もアベレージタイムも悪くないものの、ベストは26秒41。
僅かながら先程のタイムを更新しましたが、シーズンベストの更新はならずでした。
それでも不調のサイクルには陥らなかったようなのでヨシとします。

 

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タイムアタック3(午後3本目)

いよいよ最終枠。
路面温度も22℃まで下がっているのでタイムアップは期待しにくいのですが、Aクラス単独枠となり走りやすくなるので、諦めずに走ります(ここまではA・Bクラス混走でした)。

台数が少なくなるので連続の本気走行で集中力を高めやすくなります。

それでもウォーマーで温めたタイヤは走れば走るほど冷えてしまうので、時間を使い切るのではなく前半が勝負です。

細かいことは置いといて、「ブレーキで止めすぎないこと」「身体の移動をさぼらないこと」の大きな2点を念頭に置いて走り、最終的には26秒28を出すことができました。

正直なところ、前セッションの26秒41は更新できないと思っていたので嬉しい結果です。
3年連続の26.1秒台は叶わなかったものの、直近2回や本日AMの感触・結果から考えれば大満足です。

 

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ベストラップ(26秒28)の車載動画



その他メモ

  • 減ったタイヤ&低路温で調子を崩しそうだと思ったらタイヤは新品に交換すること(減ったタイヤは保管しておいて暖かくなってから使えばよい)
  • 最終コーナー立ち上がりの開け始めでギクシャクしてしまうのはドンツキのようになってしまっていたため。ただし、ペースが上がると全く気にならない。おそらく、ペースが遅いと回転数が落ちすぎる&向きが変わらずに待ちが長く前荷重が溜まってつんのめる感覚があるため(正確に表現できてないけれど自分が思い出す用のメモ)
  • イニシャルにしてもダンパーにしても変にサスを緩めすぎないこと。緩めても良いがダメそうならすぐに戻すこと。
  • フルボトム付近を目指してイニシャルをセッティングするのがセオリーだけれど、自分の場合はそうすると乗りにくいしタイムも出ない。固執しすぎないこと。
  • ブレーキを強くかけすぎてはいけない(速度が落ちすぎるだけでなく、曲がりにくくなるため)。オーバースピード気味でも意外ときちんと曲がってなんとかなる。
  • 身体を低く構えるつもりでバンク中は車体の重りになる。最大バンク角の瞬間を意識する(以前の小室さん指摘)。
  • 1コーナーは必ずしも奥から入らなくても良い。イン側ゼブラ切れ目時点でイン側に居られるなら、そこまでの過程は問わなくて良いかも。
  • 写真を見るとすべて目線が近い(コーナー先を見てない)のでもっと意識して先を見ること。
  • セットと乗り方が上手くいっている時はブレーキをかけただけでイン側に寄り始める感覚がある。
  • なんだかんだ言ってタイムを短縮するにはスロットルを開けるしかない。そこから逆算する。

 

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公式レポート:

 

Photo: 梨本塾オフィシャル 影兄 mipoko http://kei74moto.client.jp/

 

天候:晴れ(11月としてはベストコンディション)
気温:11〜20℃
路温:19~26℃(この時期にしては温かい)
ベストラップ:26.28(シーズンベスト)
リザルト:1位
周回数:130 周
Fタイヤ:V3 SC1 (130周) / トミン2回 (正履き:2回、逆履き:0回)
Rタイヤ:V3 SC1 (130周) / トミン2回 (正履き:2回、逆履き:0回)
 ※通常の倍近く周回、かつ、全編タイムアタックなので、今回は便宜上2回分と換算
サスセット:FIN S→12、FTEN H→1、FCOMP H→2、RIN S→13(ベストラップ時)
メンテ: - (前回走行終了後に前後タイヤ交換済み)

梨本塾10月 (梨本塾137回目/トミン295回目)

13時くらいから雨が濃厚な予報の中、行ってきました10月梨本塾。
涼しいどころか少し寒いくらいですね。

 

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ドライコンディションのまま終えられるようにと、普段の午前ではフリー走行×3のところ、今回はフリー走行×2とタイムアタック、というスケジュールに変更。

 

フリー走行では27秒2までしかタイムが出ず、どうやら前回の走行を引きずってしまっている様子(その理由が車体のコンディションなのか、ライダーなのか、両方なのかは分かりませんが、個人的には前者でありタイヤの消耗が大きいと思っています)。

 

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タイムアタックではなんとか26秒91を出したもののこれが精一杯。
「みんなタイム出てないよなぁ」と思っていたものの、それは自分だけで皆さん結構良いタイムでした。
そういうわけで、順位は今年ワーストの5位。

 

結局、11:50頃に雨が降り出してしまい、Bクラスのタイムアタックは中断。
CクラスとDクラスはこれにて走行終了、ということになりました。

 

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ここ最近のタイヤライフ管理は、トミン走行で片側4回&リバースして4回、という使い方でちょうどよかったのですが「平均ペースが上がって消耗度合いが高いこと」「路面温度が低いこと」により、今回はこれがうまく当てはまらなかったようです。

 

走行後の梨塾出張ガレージでタイヤを前後新品に替えてもらったので、次はもう大丈夫!(なはず)

 

 

写真提供:梨本塾 http://kei74moto.client.jp/
カメラ :梨本塾オフィシャル & 影兄

 

公式レポート

 

天候:曇り のち 雨(11:50頃より雨)
気温:14〜16℃
路温:16~18℃(急に下がった前回走行時以上に低い)
ベストラップ:26.91(今年ここまでのワースト記録)
リザルト:【予選】Aクラス5位 (26.937) 【決勝】Aクラス5位(K-RUNなし) 【年間】2位 (先月比 ±0)
周回数:46 周
Fタイヤ:V3 SC1 (410周) / トミン7回 (正履き:4回、逆履き:3回)
Rタイヤ:V3 SC1 (410周) / トミン7回 (正履き:4回、逆履き:3回)
メンテ: 走行終了後に前後タイヤ交換