ブレーキキャリパー清掃


サービスマニュアルやら工具やらもやっと揃ったので、以前のりぞうさんとgaiさんに教えてもらったブレーキキャリパーの掃除を自分でやってみた。



注文から1ヶ月かかったサービスマニュアル


近所の2りんかんにバイクでブレーキクリーナーを買いに行った直後、フロントにメンテスタンドをかけてホイールを回したら、1.5回転ほどはするので「う〜ん、もう数回走ってからでもいいかな」とも思った。けど、9/16のサシ塾前には掃除をしておきたいし、かつ直前すぎると万が一の際に不安(自分一人でやるのは今回初なので)だったので今日やることにした。しかも、時間を置いてバイクが冷えてからホイールを回したら、1回転するかしないかくらいだったし。

ブレーキメンテは命に特に関わる(自分にも周りにも)作業なので、念のため、キャリパーのマウントボルトとパッドピンを元のトルクで締め直せるかどうか、買ったばかりのトルクレンチで試してみました。マジックで位置をマーキングしてから、少し緩め、トルクレンチを規定のトルクに設定して締めます。すると、元の位置で「カチッ」と音が鳴る。あたり前だけどスゲーと思った(笑)



今日届いたトルクレンチ(東日 MTQL70N


ちなみに、CBR600RR(PC40)はキャリパーのマウントボルトが45N・mですが、これって結構高めなんですかね??以前、まだサービスマニュアルを持っていないときにトルクレンチを買おうとして、ブレーキキャリパーのメンテに必要なトルク域が分からず、量販店のスタッフさんに尋ねたとき「私のR1は35N・mですけど、これって一般より高めだと思いますんで、CBR600RRならもっと低いと思います。」と言われた記憶が…。あ、そのスタッフさんの名誉のために書いておきますが、ちゃんとCBR600RRのを調べてくれようとしたのですが、閉店間際ですぐには調べられなかっただけですよ(^^;


トルクレンチの使い方を確認できたので、パッドピン、マウントボルトを順に外していきます。そして、ブレーキパッドを取り出し、位置を忘れないようにマジックでRL(右キャリパーの左側)等と書き込みます(これものりぞうさんに教えてもらいました)。

今回は21時から始めたこともあり、ピストンの揉み出しだけにして、キャリパー本体の本格的な掃除は断念(ボルトをブレーキクリーナでキレイにしたりはしたけど)。それでもフロント両側だけで23時までかかりました( ̄0 ̄;)

ピストン回しを使ってピストンを出し、歯ブラシ&中性洗剤で汚れを落とし、キッチンペーパーで水分を拭き取る。で、ピストンにシリコングリスを塗ってからピストンを押し戻し、また出してグリスを縫って…を3回ほど繰り返した。手で押し戻すとき、段々弱い力で戻るようになると気持ちが良い♪



掃除前。下半分が汚れてる…

   ↓


掃除後。キレイになった(同じアングルで撮れなかったけどf(^_^;

あとは分解したときと逆の手順で組み付け。きちんと規定トルクで4本のボルトを締め付けた。きちんとブレーキも握ってピストンを出しておきましたよ。これ忘れると、次走りだすときに「ブレーキ効かねえっ!!」って事態になりますもんね(怖)ホイールを手で回してみると1.5回転くらい。掃除前は冷えた状態で1回転弱だったので効果はあったということかな〜。

夜でも雨でも作業できるこの場所はやっぱり便利だ。屋内駐輪場付きの今のマンションはたまたま見つけた物件だったけど、この便利さのおかげで当面引っ越せそうにない( ̄▽ ̄;)



ブレーキがきれいになったところで、明日はトミン行ってきまーす♪

距離:23,090km