今年も1月から梨塾に行ってきました。梨塾は今年最初の開催ですがトミンは今年4回目。というところも去年や一昨年と同じですね。
家を出発した時間で-1〜0度ほど、トミンでの最高気温5〜6度。トミンには今年3回既に来ているといっても全て午後走行。ってことで、朝の高速移動は毎年不慣れです。寒さ耐性は結構あるので耐えられはするんですが、長時間寒さにさらされてると段々蓄積されていってキツイです。手の甲と指先の感覚がちょっとおかしくなる( ̄▽ ̄;) 薬指と小指の感覚がなくなってくるので、料金所でグローブを外した後、なかなか薬指と小指が入らなくて手間取ったりします(苦笑)
ウィンターグローブは近所の2りんかんで買ったGOLDWINのものですが、確実にハンドルカバーの方が温かいでしょうね(^^; ちなみに、レーシンググローブは前回の梨塾でいただいたクシタニのレーシンググローブです。クシタニはグローブもブーツも動きやすさ重視なのでお気に入りです。賞品でいただいた方のグローブもすぐになじみました。
左が塾の賞品でいただいたもの(GPRグローブ6)。右が前から使ってたもの(GPSグローブIII)
■ 午前フリー走行
10時、Aクラス走行開始。路面温度も寒いけど、さすがに人間も寒い。パンチングメッシュなしの自分のツナギでも寒いので、パンチングメッシュが入ったツナギの人はウィンドストッパー的な物を着ないとホント寒そうな感じでした。
1本目のフリー走行のペースの上がらなさは先月以上。先月は1本目でかろうじて27秒台も出たけど、この日は28秒に入れるのがやっと。2本目も27秒中盤が何週か出るくらい。朝イチの走行タイムという点では、年12回の塾の中で1月が一番キツイ。
1コーナーを立ち上がって帝王コーナーまで真っすぐ加速するのが自分のポイントの一つなんですがこれができません。1コーナーを旋回して「ここから加速する」というポイントでまだゼブラに寄れていません。バンク状態のまま加速をするならまだしも、バンクを深めつつ加速する、という方法は特にこの時期NGなので大分待たないと加速できない状態でした。
後ろにラインを譲りつつ、そ〜っと走る 【写真提供:しにちなかおさん】
あとは左コーナーが全然分からない。ブレーキをリリースして安心して体重をバイクに預ける、というのが怖い。タイヤがある程度温まってからも、走り始めの外足でバンク角を抑える走り方がどうしても抜けない。
自分はアウト側ステップを土踏まずで踏んでつま先を下げて固定します 【写真提供:しにちなかおさん】
先月とは違って不安が払拭できないまま午前中を終えることに…。
■ タイムアタック
「タイムアタック」という自分へのプレッシャーで何とかタイムを出したいところ。ゼッケン順にコースインするので、今回は2番目にコースイン。15周前後のウォームアップラップの後、いよいよ計測開始。良い感じに前年度チャンピオンの後ろに着かせてもらえたので、上手いこと引っ張ってもらおうと思って着いていきます。ところが、計測開始一周目の左ヘアピンで#3さんにインを刺された! ちょっとびっくりしましたが、結果からいうと今回のタイムは1秒近く差がありましたからね…。
【写真提供:梨本塾】
集中力を取り戻さなくては、と再度走るものの、なんだか集中し切れず頭の中で余計なことを考えてしまう。一度ピットインして走り直したりもしましたが、結局「この周はわりと上手くいった」という周をつくれず、タイムアタック終了…。結果は...
この半年ほどの中でワースト1くらいのタイムです(泣)
■ K-RUN GP
グリッドはセカンドロー。同じ列のしにちなかおさんにはなんとしてもスタートで勝ちたい! ただ、同じ列で勝負してしにちさんに勝ったことはないはず(汗)
エンジンの回転上げて待ち... 【写真提供:しにちなかおさん】
どうやら自分は加速云々よりも反応が遅いみたいなので、いつもよりフラッグに集中してスタート!
クラッチミートして加速! 【写真提供:しにちなかおさん】
そんなに遅れはしなかったけど、しにちさんに対してアドバンテージがあるほどでもない。
【写真提供:梨本塾】
ただ、なんとかイン側の優位性を活かして予選順位より1つ順位を上げて4位!
【写真提供:梨本塾】
それでも1周目の左コーナーで、怖々走ってる自分を後ろから伺う姿が見える。
【写真提供:梨本塾】
が、ここでもかろうじて4位をキープ。
その後は3位のgaiさんを追って走ります。1位2位の二人はどんどん離れていきますが、序盤、自分はgaiさんに離されないようにするので精一杯。むしろ、5位のしにちさんに突っつかれます。
【写真提供:梨本塾】
ようやく自分のペースが上がってきた、と思ったところで、先頭の二人がコースアウトしている。同じところでコースアウトしているということは、……そういうことか。とりあえずお二人とも身体は大丈夫のようなのでまずは安心。イエローフラッグのまま何周か走り続けます。自分のバイクはもちろんスピードメータが付いてますが、サーキット走行時はスピードメータの上にLAP SHOTを貼り付けているので速度が分かりません。絶対速度は分からないので、gaiさんとの距離は詰めないように走ります。
【写真提供:梨本塾】
段々タイヤは冷えていきますが、これは皆同じ条件。そして、グリーンフラッグ提示。
グリーン一周目はタイヤの状態がまったく掴めません。タイヤを温める目的ではなくただゆっくり走る、という走り方はしたことがないので、どれくらタイヤが温まっているのか分からないのです。ここは前のgaiさんも同じ条件なので似たようなペースで走ることに。
【写真提供:しにちなかおさん】
gaiさんに勝負をしかけられるか!? と思うくらいのタイヤコンディションになったときにはもう終盤。結局並びかけることもできず、そのままゴール。
【写真提供:梨本塾】
これ、ムービー見ててよく思うんですが、自分が前を追って走ってるときは、自分が思ってるよりも距離は離れている。
なので、実際に下の動画くらい近づいてバトルができるというのは、相当スキルとそれに基づいた自信がないとできないはず。素晴らしいと思います。
■ 次に向けての走行メモ
- コーナー真ん中で止まりすぎ。進入でも止まりすぎ?
- 左ヘアピンでステップを踏んでグリっと曲がるのができなかった。
- 左ヘアピンと最終、コーナー前半でセルフステアを阻害してるかも。
- 身体を前後左右に使おう。力を入れる時間と脱力する時間を意識しよう。
- 1コーナー立ち上がり加速開始時点で右側に寄れず、帝王までを直線的に加速できずタイムロス。無理に左に曲げて加速するとハイサイドしそうなのでNG。
- レーステックのフロント、溝はあるけどこれが1本目なのでどこまでグリップが持つのか不明…
2012年の初塾、お疲れさまでした!
○タイヤ使用状況メモ:
F:RACETEC K1 15.0時間 (逆履き9.0時間含む)
R:RACETEC K2 5.0時間
フロント滑る気はしないけど最近インに寄りにくくなってるのかも