前回の梨塾でやらかしてしまったスタートミスで、車体が高い位置から右側に落ちてしまい、スライダーにほぼ全車重がかかり、フレームにダメージを負ってしまった。転倒直後はステップやウィンカーのダメージを気にしていましたが、実はそれ以上に大変だったのがこのフレームのダメージでした。
- ダメージのあった箇所
- 右側スライダー取り付け部分のフレーム
- 電子制御ステアリングダンパー(⇔同じ600RRでもレーサベースは機械式)
- 右側ステップバー&プレート
- 右側ウィンカー&テールランプ
- ブレーキレバー(かすり傷)
- クラッチ本体(これは転倒起因ではなく元々)
車体だけでなく身体にもダメージがあり、当日も両足の膝周りが痛い。翌日からは、首や手首にも少し痛みがあり、右足にいたってはかなりの痛みで、普通には歩けず、足をまともに曲げられない。
右足以外は一週間ほどで痛みも引きましたが、右足は二週間経っても劇的な改善はなく、「自分は一生このまま障害とともに生きていくことになるのか」って、真剣に考えてしまった。「一度しかない人生で、もう一生自分の足で走れないのかも」という恐怖。
ちょっと落ち込んでしまう話だけど、自分への戒めのため、そして、これを見てくれている方にも同じ思いをしてほしくないので、ここに残しておきます。
身体は3週間目あたりから大分改善してきたので、気持ちが明るくなってきたところに塾長からの電話で、要約すると「来週中に直しきるつもりだけど、2月の梨塾出るよね?」と、思いもよらない連絡。まさかこれだけのダメージを受けて4週間で再走行できると思ってなかったので、驚きました。
そして、2月の梨塾前日に確かにCBRを受け取り、――つづく。