久々の梨塾前日走行です。
この一週間、このブログをはじめから3年弱分読み進め、練習のヒントになりそうな事項を抜き出してメモしていたので、それを試したかったのです。それと、いつも一日の終わりにようやく調子が出てくる感じで、朝からのスタートダッシュがよくないので、準備体操は前日に終えておこうという魂胆です。
だって、最近はみんな速すぎて、追いていってばかりでは悔しいですからね!
色々抜き出したけど、今日はこの辺りのメモを持って練習に臨んだ。
○フォーム、視線
- シートの後ろ気味に座ってへそを引っ込めるような体勢で減速Gに耐える
- 背中でシートストッパーの位置を意識
- コーナーの先を見るとき「上」を見る
- 自分の身体(特に上半身)が力を入れたり抜いたりしてるか意識すること
○ライン
- 1コーナーを外側から入る(以前はそうしてた)
- V字ではなくレの字のように、向き変えポイントをコーナー前半に持ってくる
- コーナーの中〜後半の「区間」を使って向き変えを待つのではなく、前半の「ポイント」で向きを変える。
- そのためにどうやるか
⇒ブレーキリリースとタイミングを合わせてステップに荷重(踏むというより一瞬イン側に上半身ごと立って乗っかる感じ)してスパッと(かつスムーズに)寝かせる*1 - そうなるとどうなるか
⇒オーバースピード分を、直進してしまう方向ではなく、コーナーから脱出する方向の力に使える(コーナリングスピードに充てられる)。脱出ラインに乗るタイミングが手前にくるので、スロットルの開け方が車体の進行に対して素直だし、タイミングも見つけやすい
○イン側ステップ荷重
- うまくイン側ステップへ荷重するには、頭をイン側へ入れる(バイクを降りた状態で試してみると違いをイメージしやすい)
- イン側ステップへの入力が終わった後は、アウト側の膝・太腿でバイクを抑え込むことに移行する
- ステアリングの切れを感じることで、上手く行ったかどうかをチェックする
- 半身だけ左右に振るのではなく、身体全体で沈めるイメージ
- ステップは左右両方を意識して乗る(イン側が下がるとアウト側が上がる)
- スパッと倒すために、倒しこみの一瞬でイン側ステップに入力するようにしたらいい感じ。ステップを踏むでも体重を乗せるでもなく、身体を「入れる」「預ける」イメージ。上手くできると加速体勢に早く入れる気がする。ただし、そのアクションは倒しこみの瞬間だけに留める
- コーナーの“初めの段階で”ペタンと寝かせることを意識する(ただし、勢いはつけずスムーズに)。コーナーの頂点を手前に持ってこれるし、頂点の角度を丸くできる。気持ち的には「向きが変わるまで待つ」から「どこから開けられるか探る」に変わる
○立ち上がり
- 立ち上がりでの段階的な開け方と起こし方
- 開けて起こす*2だけではなく、身体で起こして開ける
- きっちりバイクを立ててから加速する。立てられないなら、その元になる理由を考えて直す
タイムは26.7が8周くらい。もう少し行けそうだったけど、コース上の混み具合の関係もあってここ止まり。おそらく、26.80秒を切れたのは1年ぶりくらいだと思う。最近定着してしまっていた26.8x秒からはわずか0.1秒の更新だけど、調子的には上向きだと信じることにするw
明日は梨塾本番。少なくともセカンドローは死守するよ!
【タイヤ】
F:SUPERCORSA V2 SC1 (120/70) 800 LAPs (トミン8回)
R:SUPERCORSA V2 SC1 (180/60) 600 LAPs (トミン6回) ※正履き4回+逆履き2回