20100424_SRTTトミン走行会 (トミン17回目)

SRTTトミン走行会に行ってきました。雑誌等でSRTTや内藤さんのことは知っていましたし、トミンで会うライダーの方からもSRTTの話は耳にしていました。自分はまだサーキット経験は多くないので、まだまだとにかく走りこんでいけばいいのかもしれませんが、個人的には何でもインプットは得たいという思いもあり、アドバイスを求めてSRTTに参加申し込みをしました。開催日4/24(土)が仕事になる可能性もあったので直前申し込みになってしまいました(SRTTスタッフの方々、ご迷惑をおかけしてすみません…)。


開催日前日は仕事から帰ったのがAM1時(というか前日じゃなく当日になっちゃってますね…)、シャワーを浴びてやっと寝たのが2時すぎ。普段だったら全然珍しい時間じゃないですが、サーキット走行に向けて体調を万全にして体力を蓄えておきたいところ、ちょっと睡眠時間が少なくなってしまいました。お昼休みにちょっと寝てしまっていたのはそういうことでした。。。


当日はメールに9時集合と書いてあったので、15分前を目指して行ったら3分ほど遅刻してしまいました。参加者の皆さんはほとんど既に揃っていらっしゃるようで、私だけ遅れて受付をしました。ここでもまた遅れてしまってすみませんでした…。


参加申し込み時にの走行経験欄には、

クローズドコースの走行経験はトミンAコースのみ、十数回程度(初走行は2009年5月)。
ベストタイムは29秒3ですが、29秒台が出る周の方が少なく、平均は30秒2程度。

と申告し、タイムでいえばAクラスに分類されそうだと伺いましたが、スクールの課題欄に、

・29秒台時でも膝をほぼ擦らない走り方で、きちんとイン側に身体を入れられていないフォームだと思っています。ライディングフォームを見直したいです。
・全体的にラインがインベタになってしまいます(特に最終と3コーナー)。旋回中にスピードが落ちすぎるのが原因かとも思っていますがこの点改善したいです。

と書いたので、落ち着いたペースで走るためにBクラスに入れてもらいました。一緒に走った方は31秒〜32秒で周回されている方が多かったように思います。私も色々試していたので、30秒台後半〜31秒半ばくらいで走行しました。


クラス分け走行の後、各クラス20分×5本の走行が用意されています。クラス毎にインストラクターの方が付き、コース内外から走り方をチェックしていただだき、適宜アドバイスをもらえます。コース内のチェックでは、芝生上からのチェックだけでなく、実際に後ろに付いてフォームをチェックしてもらえたりもします。自分のクラス走行後、別クラスの走行時間中は、自分のクラスが集められて全体・個別両方のアドバイスがもらえます。自分へのアドバイスももちろんですが、他の人へのアドバイスにも自分のためになる情報はたくさんあります。逆に自分がしない(気付いていない)質問だからこそ、ためになる部分も多いように思います。

最終コーナーの改修

最終コーナーの改修工事後、初めてコースを走りました。まだ自分はちょっとおっかなびっくりで走っていますが、馴染んだら確実に走りやすくなると思います。個人的には最終コーナーの感触より、立ち上がりの凸凹がなくなった方が印象的でした。


イン側ステップへの入力

色んなアドバイスをいただいたのですが、今回参加して一番よかったと思えるのが、イン側ステップへの入力の話です。
バンクのきっかけ作りとして、今まで自分は「ブレーキリリース」&「(アウト側ステップから)イン側“シート”への体重の載せ替え」を使っていました。
もちろん、きっかけづくりには色々あって、ステップ荷重によるきっかけ作りも知っていましたが、自分は最初に覚えた乗り方ということもあって「シート荷重派だ」と、ステップ荷重の食わず嫌いをしていました。


ただ、最近は倒しこみから旋回時にかけてのイン側への体重の預け方がしっくりこないことを感じていて、ライディングフォームにも疑問を感じる上に、うまく体重を預けられていないがためにバイクが曲がらないのでだらだら旋回→速度落ちすぎ→パーシャル時間多い、で余計まがらなくなっていたので、何かを打開したいという思いがありました。


そこで、そんな最近の状況や内藤さんの話もあり、イン側ステップ荷重も試してみることにしました。まだまだ成功したりしなかったりバラバラですが、結果的にはこの試行は正解でした!うまくいったときは、ステアリングヘッドがイン側を向くのが分かりますね。今までは「スッ」と曲がっていた感覚だとすれば、今回は「グリッ」と曲がる感覚です。


今まではステアリングの動きを妨げないよう、旋回中はあまり寝ようとしないバイクをシートを下へ押しつけるようなイメージで乗っていましたが、今回会得した乗り方の方がバイクが素直に動いているイメージです。無理矢理感がないので、旋回中がガマンの時間でなく楽しい時間に変わりました。エンブレが強いコーナーでもバイクを寝かせやすくもなりました。練習していけば、結果的にパーシャル時間も短くでき、インベタにならないラインの組み立てもしやすくなる気がしています。


イン側ステップを入力しないタイプの乗り方から、積極的に入力するタイプの乗り方への移行。自分の中ではこれはかなり大きな「転機」です。
次回のサーキット走行が待ち遠しい。早く走りに行きたい!

雨男説

自分が初参加のイベントって必ず雨に降られるんですよね…。梨本塾といいファイヤーガレージライディングスクールといい。SRTTも途中雨に降られてしまいました。最後は大きな虹が見られましたけどね。(まさかのきれいなまとめ・笑)



その他メモ

・ うまくイン側ステップへ荷重するには、頭をイン側へ入れる(バイクを降りた状態で試してみると違いをイメージしやすい)。

・ イン側ステップへの入力が終わった後は、アウト側の膝・太腿でバイクを抑え込むことに移行する

・ ステアリングの切れを感じることで、上手く行ったかどうかをチェックする

・ 上半身だけ左右に振るのではなく、身体全体で沈めるイメージ

・ 自分は上半身が外へ逃げてるので、意識してインへ持っていくようにする(コーナー後半だけでなく前半から)

・ ステップは左右両方を意識して乗る(イン側が下がるとアウト側が上がる)

おまけ

全然関係ないですが、先週行った花見ツーリングでの一枚。スポーツのツールとしてのバイクもいいけど、たまには旅のツールとしてのバイクもいいですね。