5週間ぶりのトミンです。というか、5週間ぶりにバイクのエンジンをかけました。拍子抜けするほどセル一発で始動しました。ホンダスゴイ!
前回の梨塾から一度もバイクに跨ってなかったわけは、直前に書いた記事の通りです。レーシックの再手術を受けてから一ヶ月ほどは空けた方が良いとのことだったので、自粛していたわけです。
フルフェイスをかぶっていれば特に強い風が当たるわけでもないですが、集中して物を見すぎて瞬きが少なくなり、どうしても目が乾きやすくなりますからね。あとはフラップは術後一週間後くらいである程度固まるようですが、完全に固まるのは一ヶ月ほど必要とのことで、万が一転倒した場合の目の影響を考慮しました。一生使うものですからね。
台風直撃の当日でしたが、予報では全クラスのK-RUNが終わるくらいまでは何とか天気は持ちそう。帰宅する時間はもうアウトな感じでしたが、自分を含めたくさんの自走ライダーも参加。
■ フリー走行
3週間空けた場合は前回の走行とあまり遜色のない走りができることを確認済み。そして、4週間弱空けると持続力はないが、ベストラップはあまり後退しないことを確認済み。5週間空けたことなんて約3年ぶりくらい、トミンを(=サーキットを)走り始めた時以来のはず。
まずはタイムは割り切って身体を慣らすことに専念。バイクの動きが分かりやすいようにと、フロントのイニシャルを2回転弱める。最近はずっと締め続けていたので、多少涼しくなった気温を考えてもこれくらい抜いても問題ないだろうという判断です。
塾長からもはじめは28秒台くらいでいいよ、とアドバイスをいただいて走行開始。そのつもりで走り出すも、意外と28秒台がハイペースであることを思い知らされる。28秒台くらいだと思って走ったら29秒台後半とかそれくらい。
特に慣れないのが進入速度。ブレーキを離しきる前に速度を落としすぎなのは認識しているものの、自分の感覚に素直に走るとどうしてもこうなってしまう。
それにブレーキング中の上下・前後の車体姿勢の収まりが悪く、なかなかブレーキリリースができない(簡単にいうとバイクが揺れ続けて安定しない)。以前のような路面に吸い付く安定感が感じられない。
立ち上がりだけはきっちり加速できるようになってきてもそんな風に身体がの感覚がついていかないので、ブレーキを強くかけすぎる。いわゆる2段がけになってない&奥まで強く握りすぎで、ホームストレートエンドでフロントフォークが(多分)オイルロックを起こしてダダダっと跳ねる。これで何度かオーバランしかけた。
あとは全体のつながりが悪い。なんだかひとつひとつのことを「よっこらしょ」と実行していてスムーズじゃない。
フリー走行2本目の後半、タイムアタックするつもりで走って26秒94。絶対タイムとしては悪くないと思うけど、自己ベストからの相対タイムとしては思った以上に退化を感じました。
■ タイムアタック
午前中はうまく走れなかったので先月までのようにポールを取るのはかなり厳しい状況。ただ、タイムアタックという空気の中でのタイムアップを狙って走る。
進入で減速しすぎてブレーキ中にフロントが戻ってきて荷重が逃げる → バイクを安定して寝かせられないし曲がらない → 開けていけるときには回転が落ちすぎてる → スロットルを開けてももっさり、という感じになっている気がします、何よりバイクが身体に吸い付くようなしっとり感が希薄です。
結果は26秒6。先月なら26秒2を出すくらいの頑張りでこのタイムがやっと。惜しくもポールポジションは逃してしまうものの、フロントローは守れた。
■ K-RUN GP
久々のフロントロー真ん中。
回転数を上げて...クラッチミート。
先月とは逆にフラッグに対する反応は良かったけどクラッチミートを失敗!
スロットル開度に対して加速が付いてこない。。
と思ってたらホールショットはgaiさん! これは面白くなってきた♪
前2台は序盤から激しい先頭争い。色々なところで探っている。
1コーナー、そこは抜けないだろう...
と思ったら行ったーーー!!
思わずヘルメットの中で叫んでしまいましたf(^^;
その後は自分も置いていかれないようにgaiさんを追う。ビタ付けしすぎると逆に抜けないことは以前学んだので、色々と距離を試しながら走る。
ところが、思った以上にgaiさんが早くて置いて行かれることも。自分も本調子ではないといえ、27秒前半で走っているのに。gaiさんはきっと予選タイム以上のLAPで周回しているはず。
それを続けていると、8周目で自分が痛恨のミス!! 1コーナー進入のブレーキでフロントフォークの動きをロックさせてしまい、オーバーラン気味に。午前中でも何度かやってしまったミス。
コース外には出なかったものの、大きなタイムロス(後で確認すると3秒のロス)。元のラインに復帰しようと後ろを見ると、2009年度&2010年度チャンプを先頭としたライダーが追ってきている。
何とか抜かれないうちに復帰したけれど、決勝前半で築いたアドバンテージは完全にゼロ。前を追うどころか後ろを気にする場面になってしまった。
ここからはかなりペースを上げてgaiさんを追いかける。後ろは無理に意識しすぎないようにする。
gaiさんはかなり先に行ってしまったものの、自分もかなりペースを上げて少しずつ差を詰める。
ようやく前に追いついた。「どこにチャンスがあるのか」と探るも、gaiさんも隙がない。
決め手にかけるまま追い続ける。
むしろ最後は少し置いていかれ気味にゴール。
んー、今回は前の2人に完敗。。。
来月はもっと自分の思うようなバトルができるよう、練習して調子を取り戻さないと(汗)
K-RUNではリアタイヤがこんな風になってしまった( ̄▽ ̄;
写真:梨本塾:http://kei74moto.client.jp/
(走行写真は梨本塾オフィシャルの写真を使用しています)
○タイヤ使用状況:
F:DIABLO SUPERCORSA SC1 325 LAPs (2.5時間)
R:DIABLO SUPERCORSA SC1 325 LAPs (2.5時間)